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病気予防のためのガイド

1997年04月07日 15:53

アンドリューワイル著ナチュラルメデスン(春秋社)より、「病気の予防と健康の維持のためのガイド 」の一部を紹介しましょう。栄養に対する思い込や食生活を見直すきっかけにして下さい。




 現在の西洋医学に対する極端な依存度を改め、自らの「治る力」に気づき、各自が自分自身の健康と幸福に責任をもちたいと積極 的に思うようになること、すすんで自分の体を使って実験し、ライフスタイルを変えて行くこと、正しい判断を常識を使って決断して行くことが大切です。もちろん、現代医学の標準的な治療法で簡単に完治するような症状を見逃してはいけません。

★何を食べるべき?

さまざまなダイエット方、食養生法の情報が氾濫する中、いったい私たちは何を食べればよいのでしょう?結果としては、「唯一の正しい方法」というものはないということです。人間はみんな物理的にも生化学的にも異なった存在であり、異なった食事を必要としていて、しかもそれはつねに変化しています。多くの食養生法の基本的な考えも非常に不健康であるもの事実です。食生活は健康を左右するファクターのひとつですが唯一ではありません。しかし、そのファクターのなかで唯一自分でコントロールでき、自分で健康になれる機会をつくれるのです。また、さまざまな食養生法により難病から立ち直った人達には治したいという「相当の決意」をもって取り組んだことことがとても重要なのです。

★健康な食生活の9大基本条件

1.知性ではなく感性で食べましょう。
2.味わいつくし、舌鼓を打って食べましょう。
3.食物を幅広く食べましょう。
4.食卓に新鮮な食物を多く。
5.大食より小食にしましょう。
6.質素な食事の味わい方を身につけましょう。
7.バランスのとれた食事にしましょう。
8.野菜をたくさん食べましょう。
9.食生活に実験精神を持ちましょう。
 



7.のバ ラ ン ス の と れ た 食 事 に し ま し ょ う 。について、もう少し、詳しく見てみましょう。

《栄養素について》

◆炭水化物

炭水化物が代謝するとエネルギーが放出され、水と二酸化炭素に変えられます。植物にとっても動物にとっても良質で効率のよい クリーンな燃料です。細胞の多くは糖分によって働くことを好み、脳神経細胞は糖分がなければ働きません。
農耕の発明以来、一貫して人間の食生活の主役だった澱粉は今世紀になって肥満のもととなる食べ物とされ、評判が落ち始めました。しかし、最近の新しいより正確な見解として複合炭水化物は非常に優れた栄養素だということです。あまり脂肪を使わず澱粉を食べる習慣さえ身につければ、相当量を食べても有酸素運動をすることで簡単に燃焼してしまいます。食事の40~50%は複合炭水化物にするのが望ましいでしょう。
同じく炭水化物でも、蓄積のコントロールが難しい糖分のとりすぎは最近「低血糖症」などさまざまな症状を引き起こし、体質的に糖分をきれいに処理できない人はアルコールから生じる症状の軽度なものを引き起こします。また、糖分の多い食生活を続けると、特に女性は酵母菌感染にかかりやすく、ある種の関節炎や喘息を悪化させ、血清脂肪のレベルを高めます。しかし、人はとかく甘いものを好むようにできています。人間の遠い祖先が食べた熟した果物、蜂蜜などの糖分が即席のエネルギ ーとして重宝されていたからかもしれません。また、近年のアダルトチルドレンに代表される幼児期の愛情不足が問題なのかも知れません。甘い物に対する欲求は正常であり、自然なものですが、欲求の言いなりになるのではなく、意識的に適量を摂ることを心掛けてみましょう。そして、なるべく脂肪ぬきの物、精製されていない物を摂るようにしましょう。精製したフルクトースが比較的エネルギーサイクルへの影響が少ないという報告もあります。

◆脂肪

同じくクリーンなエネルギー源ですが、より多くのエネルギーを放出します。「油っこい物好き」も進化の遺産であると考えられますが、今日の食生活では日用品かしすぎてしまったようです。
高脂肪食が寿命を縮め、心臓血管疾患、ガン、糖尿病などの原因になっていますが、脂肪の摂取量よりその種類、調理方が問題になります。同じ脂肪でもどの脂肪酸が主体になっているかによって組成に大きな違いがあります。まず、飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸があります。不飽和の中でも多価のもの1価のものがあります。 動物性脂肪は飽和脂肪の代表で、植物性ではココナツ油や椰子油があげられます。不飽和状態が盛んな順にサフラワー、ヒマワリ、コーン、大豆、綿実油です。一価不飽和脂肪酸が多いのはオリーブ油、ナッツ(クルミ、ヘーゼル)、アボガド、カノラ油などです。もちろん、脂肪はすべて脂肪酸の混合物です。オリーブ油にも14%の飽和脂肪酸が含まれています。
ご存じのように飽和脂肪の取り過ぎが動脈硬化の原因になり、医師や栄養士が多価不飽和脂肪酸を含むサフラワー油などをこぞってすすめるようになってしまいましたが、今度は酸化した脂肪のリスクを背負うことになってしまったのです。活性酸素ががんの原因となり、老化と組織の変性の速度を早め、炎症性疾患や免疫疾患を悪化させる恐れがあるのです。
一番いいのは、脂肪の種類のいかんを問わず、総摂取量を減らすことです。全カロリーの内脂肪のカロリーを20~30%にすると好ましいと言えるでしょう。次に、できればオリーブオイルなどの一価不飽和脂肪酸を摂ることがすすめられます。最近は品種改良されたカノラ(ナタネ)の油で、低温搾りのものもすすめられます。「水素添加(硬化)」「一部硬化油」と表示のあるもの、植物性ショートニング、マーガリンなどはすべて人工的に処理されたもので、望ましくない化学組成に変えられていると考えられます。
サケ、イワシ、サバ、ニシンのなどの魚油には「オメガ3」と呼ばれる脂肪酸が含まれており、これは血液の凝固や炎症を抑えたりする効用が知られています。亜麻仁油にも含まれていますから、栄養補助食品として適量を摂ることもできますが、極端に酸化しやすいものなので注意が必要です。

◆タンパク質

タンパク質の化学成分は非常に複雑です。タンパク質は生き物にとって単純なエネルギー源というよりはからだの組織をつくり、細胞内部の機構をつくり、多種多様な生命機能を調整しています。からだは20種類のアミノ酸から無限のタンパク質をつくります。20種類のアミノ酸のうち8種類だけはからだがつくることができませんので、食事からとることになります。
成長期の子供、重い病気やけがの回復期にある人、授乳期の母親以外の健康な成人のタンパク質の必要量は以外と少ないのです。1日に60の良質なタンパク質を食べていれば欠乏の心配はなく、120も食べれば文句なしでしょう。必要以上のタンパク質をとれば、燃料として燃やされますが、複雑な分子構造のため、効率のよい燃料とはいえません。その結果、消化器系に負担をあたえ、疲労感や精力減退感の原因にもなります。また、窒素を含むために燃焼すると毒性の窒素廃棄物が残って しまい、それを排出しなければなりません。肝臓、腎臓にも大きな負担をかける訳です。
そのほか、高タンパク食による排尿過多でカルシウムが失われ、骨粗鬆症の発病の危険性もあります。「高タンパク・無炭水化物ダイエット」も排尿過多による体重減少だと言えます。そして、アレルギーや自己免疫疾患(慢性関節リウマチなど)を悪化させたりすることもあるのです。
タンパク質の摂取を心配しすぎるのも歴史的、遺伝的な背景によるものなのかも知れませんが、現在はタンパク質欠乏症になることの方が難しい実情です。豆類などの植物性タンパク質は、動物性に比べて濃度が薄く、炭水化物や繊維が混ざっていることが多いので、必要タンパク量を越えることが少ないという利点がありますが、含まれているアミノ酸の内容が8種類のうち1種類以上が足りないことが多いのです。
「補助タンパク質」、「タンパク質結合」と言う考えを広めている人達もいますが、私たちのからだは不完全なタンパク質から、完全なタンパク質をつくってくれます。腸内に棲む大量の細菌が腸管内壁の再生細胞を材料にアミノ酸をつくり、その中から足りないアミノ酸を探し出して、完全なタンパク質をつくるのです。

参照:ナチュラル・メディスン(春秋社)
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